妊娠と出産にかかるお金いろいろ |
■中絶できるのはいつまでか
中絶手術については「母体保護法(旧 優生保護法)」という法律によって妊娠21週(6ヶ月)までと定められています。(それ以降は死産扱いになります) 生理が遅れたり、何らかの妊娠の兆候が出始めたら(→妊娠の初期症状)一刻も早く検査をしてみるなり、パートナーと話し合うなり、アクションを起こしましょう。 もし産めないという結論が出たのなら、なるべく早いうち(妊娠2〜3ヶ月のうちには)手術を受けるようにした方が、母体への影響も最小限で済みます。
「どうしよう・・・・・」などと一人で悩んでいる場合ではありません。
子宮の中の胎児は成長するため、そして母体は胎児を成長させるため、日々急激な変化をとげています。 多くの人がつわりなどで妊娠に気づく、【妊娠3ヵ月】に入る頃には胎児は鼻や唇もでき、内蔵も発達してきます。
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■中絶費用について
中絶手術とそれに伴う検診には、保険が適用になりません。
初診が5千円〜1万円程と、手術代、必要があれば入院費、すべて自己負担になりますので、総額8〜10万円程度は用意しましょう。
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■どこの産婦人科でも良いのか
中絶手術は「母体保護法」に定められた医師しか行うことはできません。 (違法で行っているところもありますが。) 病院を探す時はこの点をよく確認し、できれば信頼できる周囲からの情報などにより、安心できる病院を探したいものです。
※医師や看護婦の対応によって精神的苦痛が少し和らいだり、または増したりすることも極めて多いものですよね。
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■術後すぐに元の生活に戻れますか
手術の前の晩ごはんは早めに済ませ(医師から指導があるはずです)、当日の朝食は抜いて病院に行きます。早い時期の中絶手術自体はさほど難しい手術ではなく、数時間休んだあと日帰りできる場合も多いです。
しかし手術は全身麻酔になりますので、しばらくは意識が朦朧としたり大変危険です。帰りは自分で車やバイクを運転したりなどせず、迎えに来てもらうなり安全な方法で帰宅してください。
手術が終わると、ウソのようにつわりの症状はなくなり、体がラクになるのを感じるでしょう。中には体の方が出産したと認識して母乳が少し出る人もいます。 通学や通勤は通常通り再開してかまいませんが、体は確実にダメージを受けていますから、激しい運動やSEXは、しばらく(2〜3週間は)控えます。 もちろんその後の避妊は忘れずに!!
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