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●中絶について

本来はとても素敵で幸せな出来事、『妊娠』。
でも残念ながら人口妊娠中絶--堕胎--する人は後を絶ちません。

女性側の身勝手な行動による場合も中にはありますが、
経済的、母体の身体的、性犯罪、さまざまな「やむを得ない理由」
が多いのも事実です。
このページでは中絶の是非は問いません。
個々に事情があってのことですから・・・。

ただしSEXをする以上いつ自分がそのような状況になるともわからないことを
忘れないでください。
中絶で心も体も傷つくのはいつも女性です。
中絶できるのはいつまでか
中絶手術については「母体保護法(旧 優生保護法)」という法律によって妊娠21週(6ヶ月)までと定められています。(それ以降は死産扱いになります)
生理が遅れたり、何らかの妊娠の兆候が出始めたら(→妊娠の初期症状)一刻も早く検査をしてみるなり、パートナーと話し合うなり、アクションを起こしましょう。
もし産めないという結論が出たのなら、なるべく早いうち(妊娠2〜3ヶ月のうちには)手術を受けるようにした方が、母体への影響も最小限で済みます。

「どうしよう・・・・・」などと一人で悩んでいる場合ではありません。
子宮の中の胎児は成長するため、そして母体は胎児を成長させるため、日々急激な変化をとげています。
多くの人がつわりなどで妊娠に気づく、【妊娠3ヵ月】に入る頃には胎児は鼻や唇もでき、内蔵も発達してきます。
どこの病院に行ったら・・・
中絶手術は「母体保護法」に定められた医師しか行うことはできません。
(違法で行っているところもありますが。)
病院を探す時はこの点をよく確認し、できれば信頼できる周囲からの情報などにより、安心できる病院を探したいものです。

※医師や看護婦の対応によって精神的苦痛が少し和らいだり、または増したりすることも極めて多いものですよね。
費用はどのくらいかかるのでしょう
中絶手術とそれに伴う検診には、保険が適用になりません。
初診が5千円〜1万円程と、手術代、必要があれば入院費、すべて自己負担になりますので、総額8〜10万円程度は用意しましょう。
すぐに普通の生活に戻れるのか
手術の前の晩ごはんは早めに済ませ(医師から指導があるはずです)、当日の朝食は抜いて病院に行きます。早い時期の中絶手術自体はさほど難しい手術ではなく、数時間休んだあと日帰りできる場合も多いです。

しかし手術は全身麻酔になりますので、しばらくは意識が朦朧としたり大変危険です。帰りは自分で車やバイクを運転したりなどせず、迎えに来てもらうなり安全な方法で帰宅してください。

手術が終わると、ウソのようにつわりの症状はなくなり、体がラクになるのを感じるでしょう。中には体の方が出産したと認識して母乳が少し出る人もいます。
通学や通勤は通常通り再開してかまいませんが、体は確実にダメージを受けていますから、激しい運動やSEXは、しばらく(2〜3週間は)控えます。
もちろんその後の避妊は忘れずに!!

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