お七夜を祝う風習は平安時代からと言われています。
昔は赤ちゃんの生後すぐの死亡率が高かったので、親戚や近所の人を大勢誘って1週間無事に生き続けられたことをお祝いしました。
誕生後7日目に赤ちゃんに正式に名前をつけてお祝いの膳を囲みます。名前を書いた命名書は枕元の壁や神棚に貼り、出産後3週間を過ぎた頃にへその緒と一緒に保管します。
しかし現代では、1週間というのはちょうどママの退院時にあたることからママと赤ちゃんの体調を考慮して身内だけで簡素に行う場合が多いです。
お赤飯を炊いたり仕出料理をとったりするだけで十分でしょう。
【お七夜は特になにもしなかった】家庭が約4割、というデータもあります。
慣れない赤ちゃんのお世話に、夜中も何回も授乳に起きたりと大変な時期ですから、出産直後のママに負担がかからないように配慮することが何よりも大事です。
|