尿妊婦検診の初診で血液検査があり、ママの血液型が何型かあらためて調べられます。
ママがRh(−)で、赤ちゃんがRh(+)のとき、血液型不適合妊娠を起す可能性があります。抗体の働きにより、胎児の赤血球が壊され、胎児貧血や胎児水腫(たいじすいしゅ)が起こることがあります。
生まれてから、黄疸が重症になったり溶血性貧血(赤血球が壊されるためにおきる貧血)になる危険も。
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●抗体の働きとは |
妊娠中は、少量ですが母体と胎児の血液が混ざります。
ママがRh(−)で、赤ちゃんがRh(+)だと、ママの血液中に(+)に対する抗体ができます。そしてその抗体が胎盤をとおして今度は赤ちゃんに流れていきます。
(+)に対する抗体には、(+)を排除しようとする働きがあるのです。
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●危険を回避するために |
ママがRh(−)の場合、危険を回避するために不規則抗体検査などを定期的に行って、母体に(+)抗体ができていないかをチェックしていきます。
もしできていた場合には抗体を中和する注射などで対処します。
赤ちゃんへの影響も同時に確認しながらすすめていきます。
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