尿検査をしたときに尿に糖が出るのは、糖尿病や妊娠糖尿病かもしれないというサイン。
血液中のブドウ糖の量を一定にするインスリンというホルモンが不足している時です。妊娠中は通常よりも生理的に尿糖が出やすくもなります。
+が一回出たときは、炭水化物やお菓子、ジュースなど糖分が出やすい食事を控えて、次回は食後2時間以上たってから受診するようにしてみましょう。
|
|
●尿糖+が続いたとき |
妊娠中は生理的に尿糖が出やすい状態なので、尿糖が1回くらい出たからといっても心配することはありませんが、たびたび+になるようだと注意が必要です。
食後2時間以上たったときに血糖値をはかる血液検査を行う場合があります。
空腹時も血糖が高いと診断された場合はさらに詳しい検査を行います。
※75g糖負荷テスト(GTT)
@空腹時
A75gのブドウ糖を溶かした液体を飲んだ1時間後
B2時間後
に、それぞれ血糖を測る検査
|
|
●妊娠糖尿病 |
妊娠糖尿病は、妊娠して初めてわかったり、妊娠中に発症した糖尿病で、普通はお産が終われば治ります。
母体のブドウ糖がそのまま胎児へいくので、赤ちゃんは大きくなりがちです。あまり大きくなりすぎるとお産が長引く恐れがでてきます。
また、胎内で高血糖が続くため赤ちゃんは自分でインスリンを出して血糖を低くします。生まれたあともその状態が続くので、赤ちゃんが低血糖・低カルシウム血症になることがあります。
|
|
|
|
妊娠するとどうなるの? トップページへ戻る |